b)研究環境の整備・活用に関する目標
○ 材料科学の世界のCOEとしての効率的な研究推進のためには、施設設備等の新設・改修が不可欠である。
○ 本所の附属施設・センターの目標を以下にまとめる。
・附属材料試験炉利用施設
照射原子力材料を扱えるわが国唯一の大学附属研究施設として、 原子力材料研究の国際的なCOEを目指す。そのために、最先端の材料研究手法を確立して、機器共同利用型から共同研究型の研究支援体制へと重心をやや移行させると同時に、国際的な連携研究体制を整備する。
・附属新素材設計開発施設
研究部門の研究成果・研究シーズを積極的・効率的に吸い上げ育成し、製品化などの社会還元を行う社会連携拠点を目指す。ナノテクノロジー関連材料の世界的な開発競争をリードし、新材料を創製する。
・附属強磁場超伝導材料研究センター
「高効率低コスト型強磁場磁石を用いた強磁場超伝導材料の開発および新物質創製」を目的とした研究を推進するとともに、定常強磁場研究における中核的研究拠点として、強磁場を利用した総合的な研究を展開する。
・材料科学国際フロンティアセンター
個々の研究部門が個人ベースで行っている国際共同(協力)研究を一体的に進め、新しい基礎材料研究を本センターから発芽させる。
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